美容成分ガイド

保湿成分(セラミド・アミノ酸・コラーゲン)

セラミド

セラミドは細胞間脂質と呼ばれるもので、三層からなる肌の組織の一番上の表皮に存在する成分です。表皮が異物やばい菌を防ぎ、セラミドはその次の役目として角質に存在する脂質です。このセラミドの働きにより、肌の水分の蒸発を防ぎ保湿を行い、皮膚のバリアとして働きます。

セラミドは脂質として油になじみやすいことや、同時に水分ともなじみやすい為に、皮膚に水分を蓄えます。セラミドが不足すると、肌がカサついたりバリヤ機能が弱くなります。そうなると外部からの刺激を受けやすくなり、肌がヒリヒリしたり赤みのある炎症を起したりします。つまり、敏感肌の症状です。肌の基本をコントロールする成分として、保湿の約6割をセラミドが補っているという結果もあります。このように、乾燥を防ぐためにもセラミドはとても重要です。

セラミドは保湿以外にも、しわやたるみなどを改善するアンチエイイングにも効果があります。その為、最近ではこのセラミドを豊富に含んだコスメがとても人気があります。

アミノ酸

アミノ酸は肌の水分を保つ保湿効果や、コラーゲンを作る原料になります。そのためアミノ酸が不足すると、肌に様々なトラブルを引き起こします。敏感肌の方はこのアミノ酸が不足している場合が多いです。アミノ酸が不足しているため、肌に炎症を起しやすく、肌が刺激物に弱くなります。

アミノ酸は分子がとても小さい為に、角質層への吸収がとても良い成分です。アミノ酸を取るコツは、分子の大きいコラーゲンなどと同時に使うことで効果もかなり違います。

コラーゲン

コラーゲンは肌のツヤやハリに大きく影響する成分です。また、肌の乾燥を防ぎ敏感肌などの改善にも働きます。

コラーゲンは20代の頃をピークに年齢ともにどんどん減少していき、40代にはコラーゲンは約半分まで減少していると言われています。鶏肉やサカナといった食べ物に含まれていますが、水分で溶けにくい成分のため、これらの食材を沢山とっても体に吸収されにくい特性があります。

ただ今ではコラーゲンを配合したコスメやサプリメント錠剤、ドリンク剤など様々な商品がありこれらを利用して効果的にコラーゲンを取ることが可能になりました。ヒアルロン酸などと同時に使うことで、その効果もよくなるといわれています。

コラーゲンの分子を細かくして肌への吸収力をあげたものが、≪低分子コラーゲン≫と呼ばれるものです。人気のあるコスメなどには、この低分子コラーゲンが含まれています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、健康食品やコスメに含有されていますが、その作用には色々なものがあります。

ヒアルロン酸は皮膚の真皮に多く含まれていて、水分を保つ働きをしています。また、クッションのような働きもあり、肌がふっくらする効果があります。ヒアルロン酸が少ないと、肌が乾燥したり、ハリがなくなってしまいます。乾燥する冬には、ヒアルロン酸が肌を乾燥から守る大切なポイントとなります。

ヒアルロン酸は食べ物から取ることもとても難しい成分です。ヒアルロン酸を配合されているコスメを使うことが一番効果的です。肌のはりが失われると、しわやほうれい線など、女性にはとても気になる肌のトラブル、加齢による肌の衰えの原因になります。得にスキンケア化粧品にはヒアルロン酸配合のものがオススメです。

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