乾燥しがちな敏感肌は、その保湿の方法でかなり改善することが出来ます。
肌の角質が正常な状態ではない敏感肌には刺激の弱いコスメが必要ですが、スキンケアの商品選びも注意する必要があります。
『天然成分』『オーガニックのスキンケア』と聞くと安心しがちですが、注意しなければいけないのが成分表示です。成分表示が義務づけられていない物が入っている場合があります。その成分が自分の肌に合わないこともありますし、成分が安心だからという理由でスキンケアを選ぶと危険です。
敏感肌には基本的にはアルコール成分の入っていないものがオススメです。刺激が少ないので使いやすいと思います。最近ではアルコールフリーのコスメは、敏感肌の人だけでなく人気があるコスメですよね。女性にとってメイクは避けられないでしょうから、スキンケアはなるべく肌に負担がないようにしたいです。
また、使用する場面も重要です。洗顔直後や、お風呂からでたあとは、どんどん肌から水分が逃げいていきます。保水力も時間ごとにどんどん減っていきますので、すぐに化粧水をつけることが大切です。特に乾燥している時期は、いつもより多めの化粧水が必要です。化粧水をたっぷり手のひらにのせて、肌に押し付けるように吸収させてください。擦ったりすると肌の表面に負担がありますので、注意してやってくださいね。コットンなども出来るだけ使わないほうが敏感肌にはよいでしょう。
パッティングも保湿効果を上げる為に必要ですが、注意しなければならないのはあまりたたきすぎると、顔の毛細血管を傷つけることになりますので、激しく顔にたたきつけないほうがいいです。
保湿がしっかりされたら、肌が手のひらに張り付くようになりますので、そうしたら完了の合図です。
それでも肌がしっとりしないときには、パックを使うことも良い方法です。パックをして、ラップで顔を覆い、水分を閉じ込めると、効率よく水分補給ができます。肌が乾燥したと思ったら、すぐに保湿をすることが大切ですので、ミストなどを携帯しておくのも良いことかもしれません。